小暮に肩を借りたまま、振り向く小川。

麗華に肩を借りた三浦。

豊田に支えられた谷口。

全ての隊員達が、笑みを浮かべて小川を見ている。

その瞳にあるのは、信頼。

自らの命を預け、判断を信じ、どんな時も正しい指示を下してくれる最高の指揮官への敬意と親愛。

彼らがいたから、小川は任務を遂行する事が出来た。

そして誰一人欠ける事なく、任務を全うできた事を心から嬉しく思う。