「このクソ野郎どもが」

床に倒れたままの小暮の頭を踏みつけるオリヴィエラ。

「自分の立場をわかっていないのか?一瞬でも俺を怒らせれば、いつでも殺せるんだぞ?他人を庇ってる場合か?」

「うるせぇってんだよ、クソ野郎はてめぇだ!」

ねじ伏せられたまま、それでもオリヴィエラを下から睨みつける小暮。

「そうかい、じゃあ」

銃口が小暮に向けられた。

「お前はこれから、そのクソ野郎に殺されるんだ」

遂にオリヴィエラの持つ拳銃が、凶弾を放つ。