奴はあの戦闘でもしぶとく生き残り、暴走したまま自らの意思で脱出、あろう事かARMOUR社によって回収され、再びこのコロンビアの地で小川分隊と遭遇する事となった。

「信じられん…」

普段冷静な小川が、愕然とした表情を隠しきれなかった。

「まだ生きていたのか…!」