谷口を突き飛ばすように放す小川。
谷口は尻餅をつく。
「卑屈になるのもいい加減にしろ」
怒りの眼差しで谷口を見下ろす小川。
「第一空挺団を外された事も、今現在カマドウマの件で嫌疑をかけられている事も、悔しいだろう。その心中は察する…ならば結果を出して証明して見せろ。お前が何者だろうと、精強無比で優秀な戦術自衛隊員である事をHQに見せ付けてやれ。何の文句も言えないくらいにな」
「…分隊長…」
谷口はただただ、小川を驚いたように見上げる。
谷口は尻餅をつく。
「卑屈になるのもいい加減にしろ」
怒りの眼差しで谷口を見下ろす小川。
「第一空挺団を外された事も、今現在カマドウマの件で嫌疑をかけられている事も、悔しいだろう。その心中は察する…ならば結果を出して証明して見せろ。お前が何者だろうと、精強無比で優秀な戦術自衛隊員である事をHQに見せ付けてやれ。何の文句も言えないくらいにな」
「…分隊長…」
谷口はただただ、小川を驚いたように見上げる。


