それに…戦術自衛隊一本で生きてきた彼のような男が、麗華を幸せにしてやれる自信がない。

まだ若い彼女には、もっと相応しい相手がいるのではないか。

不器用な彼は、こんな風に麗華に向き合う事しかできなかったのだ。