「降参かい?お嬢さん方」

小暮がM16に新しい弾倉を装填する。

「戦意を喪失したなら下がっていろ、後は俺達がやる」

谷口もまた、89式小銃のグリップを握り締める。

彼らも、そして小川も。

全く闘志は衰えていない。

寧ろしつこく追い縋ってくる生体兵器と、今度こそ決着をつけてやるという強い意志が露わになる。

「頭部に集中砲火だ!幾らあの怪物でもヘッドショットには弱い!」

小川の指示で、谷口と小暮は発砲を開始した!