「これまで通り、君達は分隊単位での任務活動に従事してくれればいい。しかし特殊作戦群としての任務の際には、是非とも協力して欲しい。対未確認生物即応部隊の肩書きを持つ部隊として」

「…了解致しました」

ソファから立ち上がり、小川は姿勢を正して敬礼した。

「戦術自衛隊特殊作戦群隷下、謹んでお受け致します」