「もう一発!」

小川の指示で、今度は麗華が手榴弾を投擲!

爆発によって吹き飛ばされるカマドウマ達。

手榴弾は、敵がかたまった位置にいるほど効果を発揮する。

訓練を受けた兵士ならば当然の知識だが、流石にカマドウマ達には理解できないようだ。

手榴弾で怯んだ所で。

「前進!前進だ!」

再び銃撃しつつ密林を進む小川分隊。

他の部隊も後に続く。