「なんでそんな、急に・・っ」 『え、寂しいの?』 「バーカ!当たり前で」 言葉を言いかけている途中、塞がれた口。 小さい頃から一緒にいたけど、あんな近距離は初めてだった。 「え・・どうゆうこと?」 『今度会うときにはちゃんと伝えるよ』 「なにを、」 『だから、それまでばいばいね。 また会えるからさ』 そんな言葉を残して、離れてった。 だんだん小さくなっていく背中。