ライブハウス内のたくさんの人。 その一番後ろ。 そこにいたのは、この場所に一番不釣り合いの人。 ――――――慶介。 あたしは開いた口が塞がらない。 な、なんで!? 壁にもたれかかるようにして立つ慶介。 腕組みをした慶介は難しい顔をしてステージを見ている。 うんん、あれは間違いなく瑛太を見てる。 瑛太に視線を戻すと気持よさそうにギターを奏でている。 そしてふとその視線を落とした。 瑛太の瞳はまっすぐに―― えっ!? あ、あたし!?