リビングは、とても重たい空気。 テーブルを挟んで向かい合う、慶介と絵梨ちゃん。 あたしはその様子をキッチンから眺める。 でもね、さっきから絵梨ちゃんがあたしを何度も見ているのはわかってた。 また、別れてって言いに来たのかな? あたしは買い物袋掴んでいた手にギュッと力が入った。 「絵梨、こうゆう事はやめろって何度も言ってるだろ」 「・・・・・・・」 慶介の言葉に絵梨ちゃんはしゅんとうなだれて、まるで捕まった猫のよう。 いつもあたしを校門で待ち伏せてる彼女からは想像出来ないくらい。