「葵~、またいるよ~」
あれからほぼ毎日、絵梨ちゃんはうちの学校に来てはあたしを待ち伏せしていた。
そして、いつもほんの少し笑って、
『別れる気になった?』
と聞くんだ。
あおの度にあたしは、『いいえ』と答えるんだけど・・・
彼女はずっと反対し続けるつもりなのかな。
そして、去り際にいつも絵梨ちゃんは
『こんなの絶対納得いかない!』
そう、捨てセリフを吐いて行ってしまう。
最初は、ただ別れてほしいから言ってると思ってた。
でも、毎日来る彼女を見てて本当にそれだけだろうかって思ってしまう自分がいる。
それは、慶介には聞けなかった。
絵梨ちゃんが毎日来ている事も・・・・・・。



