うわっ 人がたくさん… 机がたくさん並んでいて、そこにはきちんとパソコンが備え付けられている。 そのパソコンに向かってみんな何かを真剣に打ち込んでいる。 この中にハギモトさんがいるの? あたしはキョロキョロと見渡した。 「植草さん?」 「ひゃっ」 不意に背後で名前を呼ばれて、思わず体が飛び跳ねてしまう。 あたしは声のした方へゆっくりと視線をずらした。 「…あぁ!」 目の前にいる人を見てあたしは持っていた紙袋を落としてしまった。 「あ…あなたは!?」