*由佳*

高校生になって一ヶ月が過ぎた。

友達もできて楽しく過ごしてる。

今日は、その仲良しな友達‘めぐ’から話があると言われて屋上へ来ている。

((それにしても、めぐ遅いな))

「ごめん由佳!
待った?」

「ううん。あたしも今来た所。
それで、話って何?」

「う、うん。
何て言うか。
そのぉ……。
廉君のこと好きになっちゃった。///」

なんだ。
そーいうことか、恋愛とか、興味無いけど。
照れてるめぐがなんだか可愛いかった。

「おっー
まじ?
分かった。協力するね♪」
私は万遍の笑みで返した。

これがそもそもの間違いでした。

「で、廉君って誰?」

私のその一言を言うとめぐは照れながら教えてくれた。
意外にも同じクラスの人だった。