次の日私は病院に来ていた…

いつものように、検査を済ませた…

いつもと違ったのは…ここ最近頭痛が、あること…なんだか嫌な予感がした…

先生に呼ばれた…
内容は小さいけど、またってことだった…

私はもうなれた…また手術で、また入院かって感じに…

もしかすると私はこのまま…ずっとこの繰り返しなのかなぁー

今まで隣にいた怜は、もういない…

私は強くならなきゃ…

ないでばかりじゃ病気に負けてしまう気がした…


そんなに大きいものではないので、明日の朝入院の支度で病院に行くことになった…

私は電車でかえって…
駅を出たとこで…頭が割れそうな痛みと吐き気におそわれて…
気を失った…

目を冷ますと知らない
車の助手席だった

びっくりして横を見ると誰もいなくって…

車から降りようとすると、運転席のドアが空いた…
そこから顔を覗かしたのは、高岡先輩…
びっくりして
『高岡先輩どうして』
って言うと
高岡先輩は
『それ、こっちのセリフだなっ
俺仕事帰りで駅でタバコ買おうと思ったてよったんだよ
そしたら見たことあるやたが倒れそうにやってたってわけ…』

って笑った
私は、
『先輩変わらないですね!!』
っていった
先輩は笑顔で
『橘お前前よりやつれてんな!!
なんかあったのか!?』
て聞いてきた

そっか…私が病気になったのは先輩が卒業してからだから知らないんだ…

私は先輩に
病気の事から、怜との事すべて話した
怜との事は誰にも相談してなかったからなんだか気持ちが楽になった…
最後に私はこう添えた
『先輩!同情とかいらないんで♪
ただ、吐き出したかっただけなんで!!スッキリしました♪ありがとうございます♪』

先輩は、
『同情はしねーよもう、いちねん以上付き合ってんだろ病気と…
スゲーよ…橘尊敬する!!
てか、立石の事好きなら情けなくても、みっともないくても、自分の気持ちぶつけろよ…』

『俺は、素直で、まっすぐで、危なっかしい橘がいいと思う!お前今病気のせいにして自分の気持ちから逃げてる…結局は自分がもっと傷付くのが怖いだけだろ!!頑張れよ!!当たって砕けろ!!砕けたら俺が慰めてやるから…』
ていってくれた

私は笑顔で
『そうだった…
私は病気になって自分の気持ち後回しにして傷付く事から逃げてたいつもの自分見失ってた…
ありがとういつもいつも先輩は私より私をわかってるみたいだね♪』
っていったら
先輩は勝ち誇った顔をした…
『まぁな!!
で、もぅ、遅いから送るぞ!!
家との道教えろよ!!』
っていって

車を走らせた…
私も焦って駅でたらとこ右
その次の信号左に…
山道進んだら家見てくるから、その二つ目の脇道を左そしたら一番始めに見える家がうちだから』

っていった、
山道を進む…
先輩は
『ホントにこんなとこに家あんのかよ!?』
って笑っていた

私も微笑んで、
『以外に人口密度高いんだからね!!』
っていった、
上りきって
家の明かりが何軒もみえてきた!!
先輩は
『スゲーなこんなに家があるとは思わなかったわー』
って笑った
私も微笑んで
『でしょ!!
きれいな港町でしょ!?』
ていった

そして、家に付いた
『先輩ありがとうごさいました』
と頭を下げた