美空side
怜からメールが来て私は、
なんだか嫌だったでも、わがままなんて
あの日以来言えなかった…
だから聞き分けのいい女のふりをする…
怜にどうしても今日、渡したいものがあった…
私は、ずっとこの日のために貯金して、買った怜への感謝の気持ちを込めた腕時計かなり高かったけど、これから先生になるんだもん、ちゃんとしたものつけとかないとねって思って選んだシンプルだけどがっちり黒革のベルトの怜に似合いそうな腕時計!!
やっぱり今日渡さなきゃって…
だけどメールすると邪魔になると思って
怜のうちの前でまった…
一月の夜外はかなり寒かった…
どんだけまっただろう…
手はかじかみ…
足の指はじんじんしていた…
しばらくすると人の気配を感じた…
こっちに向かって来ると足音…
二人分!?
ドキドキししてると…
怜と、確かあの人は、平川先輩…
二人は寄り添い
幸せそうに見えた…
私は、逃げ出そうと思ったけど、それじゃぁ昔と変わらないと思い、怜に腕時計を私涙をこらえて…さよならをした…
その帰り道泣いた…
自分でいい人ができたらそっちにいってって言ったのにそのときが来たら、こんなにも胸が苦しくて…苦しくってとまどなく涙は溢れたら…
私のすべてだった怜
小さいころからずっと側にいてくれた怜…
怜が私のそばに居ないことがこれほどつらいとは…
想像できていなかった…
って言うよりはじめてなのだから
わかるはずもなかった…
それからの私は必死になって笑った
ただ、お父さんとお母さんには心配かけたくなかったから、
二ヶ月が過ぎ
あの季節がきた…
私は中2のあの日…の赤ちゃんの事を忘れた年はなかった…
毎年3月のあの日は、倒れた場所と私の好きな浜辺にいってその子の事を思うようにしていた…
今年は怜が、となりにいない…
そう思うだけで胸が締め付けられて涙が溢れた…
私は浜辺で一人過ごしていた
ろそろ帰ろうかなって思ってると、怜がやって来た…
私はあの日以来怜とあっていなかった…
連絡すらしてない
なのにどうして…
怜は、私に手をあげて
『美空
久し振りだな元気だったか?』
って笑顔だった
私はその笑顔に何度も救われてきた…
なのに今そのえがを見ると胸が痛くて目があつくなり…涙が勝手に出てきた…
『どうして…』
声が震える…
怜は、私の頭を撫でて
『美空が泣いてる気がして…』
って微笑んだ…
私はその優しささえ苦しくて…
独り占めにしたくなる…
でも、今甘えると平川さんに
悪いし
きっと怜を忘れられなくなると思い
涙を吹いて
『ありがとう!でも、大丈夫
泣かないよ…
怜は、怜のことだけ考えて大丈夫だから!!私のことは忘れてよ♪』
って飛びっきりの笑顔でいって
怜に、背を向けた…
涙が堪えられなくなるから…
怜からメールが来て私は、
なんだか嫌だったでも、わがままなんて
あの日以来言えなかった…
だから聞き分けのいい女のふりをする…
怜にどうしても今日、渡したいものがあった…
私は、ずっとこの日のために貯金して、買った怜への感謝の気持ちを込めた腕時計かなり高かったけど、これから先生になるんだもん、ちゃんとしたものつけとかないとねって思って選んだシンプルだけどがっちり黒革のベルトの怜に似合いそうな腕時計!!
やっぱり今日渡さなきゃって…
だけどメールすると邪魔になると思って
怜のうちの前でまった…
一月の夜外はかなり寒かった…
どんだけまっただろう…
手はかじかみ…
足の指はじんじんしていた…
しばらくすると人の気配を感じた…
こっちに向かって来ると足音…
二人分!?
ドキドキししてると…
怜と、確かあの人は、平川先輩…
二人は寄り添い
幸せそうに見えた…
私は、逃げ出そうと思ったけど、それじゃぁ昔と変わらないと思い、怜に腕時計を私涙をこらえて…さよならをした…
その帰り道泣いた…
自分でいい人ができたらそっちにいってって言ったのにそのときが来たら、こんなにも胸が苦しくて…苦しくってとまどなく涙は溢れたら…
私のすべてだった怜
小さいころからずっと側にいてくれた怜…
怜が私のそばに居ないことがこれほどつらいとは…
想像できていなかった…
って言うよりはじめてなのだから
わかるはずもなかった…
それからの私は必死になって笑った
ただ、お父さんとお母さんには心配かけたくなかったから、
二ヶ月が過ぎ
あの季節がきた…
私は中2のあの日…の赤ちゃんの事を忘れた年はなかった…
毎年3月のあの日は、倒れた場所と私の好きな浜辺にいってその子の事を思うようにしていた…
今年は怜が、となりにいない…
そう思うだけで胸が締め付けられて涙が溢れた…
私は浜辺で一人過ごしていた
ろそろ帰ろうかなって思ってると、怜がやって来た…
私はあの日以来怜とあっていなかった…
連絡すらしてない
なのにどうして…
怜は、私に手をあげて
『美空
久し振りだな元気だったか?』
って笑顔だった
私はその笑顔に何度も救われてきた…
なのに今そのえがを見ると胸が痛くて目があつくなり…涙が勝手に出てきた…
『どうして…』
声が震える…
怜は、私の頭を撫でて
『美空が泣いてる気がして…』
って微笑んだ…
私はその優しささえ苦しくて…
独り占めにしたくなる…
でも、今甘えると平川さんに
悪いし
きっと怜を忘れられなくなると思い
涙を吹いて
『ありがとう!でも、大丈夫
泣かないよ…
怜は、怜のことだけ考えて大丈夫だから!!私のことは忘れてよ♪』
って飛びっきりの笑顔でいって
怜に、背を向けた…
涙が堪えられなくなるから…

