私たちは休みが会えば一緒に
出掛けた…
怜がいつもどこにいきたいって聞いてくれるけど

私は、決まって
こう言った
『あの河原か海で怜と話ができたらそれでいい』
って
そう、私は、昔から怜と河原や海で話す時間が大好きだったんだ

一分だって1秒だった無駄にしたくない…少しでも怜と話がしたかった…

いつも怜は笑って
『美空~他にねーのかよ!!
いつも一緒じゃん』
って言う

私は、笑って
『いいの…だってあそこは…私の好きな場所だから…何回いってもいいの!!
でもね…
怜とじゃなきゃっ
意味ないんだ…』
って照れながら言うと

怜が
『美空あの日から素直になったな』
って皮肉っぽくいってきた

私はそんな怜すら愛しくて
『まぁねっ
今のを大切にしてるの』
って真っ赤になりながら言った…

そして、
『明日がどうなるかわからないでしょ』
っと続けた

すると怜が
『そうだよな…俺だってそうだよな
美空はきっともっとそう思うだろうな…
だけど俺は美空を絶対に失いたくない!!』


『俺の初恋で
はじめてを一杯くれた美空
美空は俺のすべてだから
美空が明日がいなくなったら
俺にはこの世界で生きる意味がなくなる…』

怜が切なそうに言った…
私は微笑んで…

『大丈夫!私にとっても怜がそういう存在だから』
同じ気持ちな事が嬉しかった…