(怜side)
俺、立石怜は、小さい頃から気になって何時も見つめてる女の子がいた。

初めてあったのは小3のときだった笑顔が、キュートで笑うと八重歯が覗く

しっかりしていそうな外見とは正反対のドジでおっちょこちょいな、元気だけが取り柄のようなそんなやつ!!

そんなある日俺は、知ってしまったんだ…
その子が必死に隠したい真実…
(小3改装シーン)
数人の女子に囲まれてうつむく美空、
その中のリーダーみたいな女子が、美空向かって

『これさがしてんの?』

広角をあげて美空を見下したように言っている

どうやら上靴を隠されてたらしい…

そのままその女子は男子トイレに向かって上靴を投げた…

美空はなにも言わずにそれを堂々と取りに行く。

すると女子は、笑ながらみんなで

『マジで…変態じゃん♪』

『美空は男子便でなにするんでしょうねぇー』

『マジやばいでショー』

その声に被さるように俺は、
『お前ら、サイテーだな!』

拳を握りしめ睨み付ける
女子は『なによー』何て言いなが去っていった

美空は俺にゆっくり近づいて来た、顔は俯いたままだったが

『ごめんね ありがとう…』

その声で美空が泣いているのがわかった
俺は、その時美空に約束したんだ

『お前は何時も笑ってろ!!
お前の笑顔好きなんだよ
俺が助ける
俺が守るから
何も心配すんな
一緒にいてやっから約束な!』
美空は知らないけど、俺は、こんなことがある前から美空のこと知ってた…
何故か目でおってた女の子だったから…

それから美空とはかなり仲良くなって、初めは警戒していた美空も、今では警戒心ゼロ…



(中学生怜side)

男たちの騒ぐ声、視線の先に…
最近一段と大人っぽく、きれいになった美空の姿が

それだけなのにスゲー嫌な気持ちになる
俺カルシウム不足か!?