怜side

美空の家に行くと、
おばちゃんが美空は用があるとか言って早くに出たって…
ケータイも壊れてるっていっていった…

俺は一人で、学校にいった…
でも、一時間目が終わっても美空は学校には、来なかった

俺は夏に話しに隣のクラスにいった
『夏ちゃん!!
ちょっといいかなぁ』
って手招きすると
夏ちゃんは嬉しそうに俺のとこに来た

『怜くんどうしたんですか
私のとこに来るなんて珍しいですね』
って笑顔だった
俺は
『次の時間サボれる!?
ちょっと屋上いかない!?』
って言うと夏ちゃんは嬉しそうについてきた


屋上について、夏ちゃんに
『昨日、美空と何かあった?
何か美空に聞いてもよくわからなくて…ただ、夏ちゃんと、数人の女子と男二人が関係してるのはわかったんだ…』

って聞いた

すると夏ちゃんが、笑って
『その事!?
あはは
そりゃ言えないでしょ!!
だって美空、男なら誰でもいんでしょ!?
怜君だって知ってるんだよね!?』
っていってきた
正直びっくりした、夏ちゃんは噂を鵜呑みにするような子だとは思わなかった、
俺は
『それ、美空から聞いた!?』
って
すると夏ちゃんは
『美空はなにも答えなかっただからほんとなんでしょ!!』
って
俺はめちゃくちゃ腹が立った
『夏ちゃん、俺は夏ちゃんを信用してたし、いいこだと思ってた…
でも、違ったみたいだね
美空は美空のタイミングで、夏ちゃんにその事を話そうとしていたんだよ
俺は全部知ってるよ!!本当のことをね
それでも美空を好きなんだ…』

って言ってそのまま
『美空は自分で話するっていっておたけど俺が話すよ

美空は中2の時、霧島の好奇心に餌食担った…
だから無理やりだ…
そしてその事を友達に童貞を捨てたことが嬉しい蓮斗は言いふらした…
それが嫌だった美空は
やめてほしいとたのみにいったんだ…
そしたら、今度も、無理やり前よりもっとひどいことされたんだ…
そのあげくのはての妊娠そして流産…
中絶はしてない…
赤ちゃんが死んだんだ…お腹のなかでな…
そしてその時美空も、大量の出血で生死をさ迷ったんだよ…

そんな汚いことしてないし、他人に後ろ指さされることはなにもしてない!!』

夏ちゃんは涙を流していた
『美空にそんなことがあったなんて
わたしは全然知らずに噂だけで美空を軽蔑して美空にひどいことしてきた…
今更美空に何て謝ったら許してもらえるの!?
美空今教室にいますか!?』
って真剣に
俺は、困った顔して
『今日は俺が家にいったらもう出てて、おばちゃんは学校にいったって行ってたけど、来てないんだ…
それに携帯は繋がらないしで、知ってることないかと思って、夏ちゃんとこ、来たんだけどね』
って困った顔になった俺…

夏ちゃんは、泣き出した、
『私が美空から居場所を奪った信じてあげられずに…
考えてみたら、美空の話すひとは、怜くんと、私だけだったのにね…
私は最低だ… 』

って泣いてる夏ちゃんに…
『夏ちゃん美空のことわかってもらえたらそれでいいんだ
俺は、美空のことが好きなんだ…
夏ちゃんには悪いけど、俺も幸せになりたいんだよ。それは、美空しか有り得ないんだ…ごめん…
美空の居場所心当たりあるからいってみるわ…』

っていってその場をあとにした…