私たちのクラスでは、私と怜が、付き合ってることになった…

ホームルームも終わって今日はもう帰れる!
私と怜は、クラスメイトに挨拶して教室をでた、そして夏のクラスにいった廊下で待ってると…夏が出て来た
夏は
『ごめーん お待たせー』
といって笑顔で、出てきた

3人で下駄箱に向かうと
先輩が数人怜を待ち伏せしてた…
その中の二人は確か同じ中学だから、怜とは同級生だ、
その先輩が怜に
『立石くん♪久しぶり♪
南高だったよねー!?どうしたの!?びっくりしちゃった…』
ってかなりブリっ子な感じで、
私と夏は怜の後ろにたってた…

怜が、爽やかにでも、照れ臭そうに耳を片手でさわりながら、

『あそこは辞めたんだ…で、この学校に美空がいくって言うから、俺も一緒がいいなって思ってそれで、しかも同じ学年になれんじゃん♪だからだけど…』
って笑った

今日の怜何か変だなぁー変なことばかり言ってる…

先輩は私を少し睨んでから怜に
『橘さんって霧島君と付き合ってなかった!?
てか、なに?立石くんって橘さんと、付き合ってんの!?』
って
私は…正直まだ、霧島先輩を思い出したくなかった…
それ以上話を聞きたくなくって立ち去ろうとすると
怜に腕を捕まれた
『わりー
俺美空以外の女に興味ないんだ♪
俺の一方的な片想いだけどけど、俺真剣なんだ…小学校のときから美空守るって約束してっから♪じゃ!帰るわ』
ってまた、爽やかに歩き出した…
私の手を引いたまま
夏もその後ろをついてく

怜は、私の様子がいつもと違うのに気が付いたらしく、歩きながら、私の肩に腕を回して耳元で
『大丈夫か?無理すんなよ!?』
って言ってきた…

私は小さく
頷いた…