そして、ただ過ぎた時間

三月を迎えて先輩の顔を見ることはなくなった…

そう!卒業していたんだ!!

ただ、ほっとした…最近は少しやつれて
ていたからなのか
昨日から体調が悪い…

臭いに反応して吐き気がする

はっもしかして…私は感ずいた

それにあれから月のものが無かった

本当にどうしたら…

同じ年の子には相談できるないようでは無かった…

電話帳を見る目に留まるその名前…

立石 怜

通話ボタンを押していた…

何て話したらイイのかわからなかった…
何て思ってると
『もしもーし
珍しいじゃん♪どうかしたかぁ!?』
って
その声
先輩と付き合いだしていままで聞けなかったその声を聞いたとたんに
涙が溢れて、止まらなかった…
『おい!無言とかなしだろ!?』
って困った声が…
涙声で
『怜…』
聞き取りにくいその声
では、
『なんでも聞く落ち着いてからでイイから』
って優しくいった
私は、声を出して泣いた…もっと早くにこうしてたら私は…
っておもいなが、
涙を拭い…
『怜…
私いままで誰にも言えなかったことがあるの…
聞いてくれる!?』

『うん、なんでもいえよ』
なぜか分からないけど、心の壁が壊れたかのように今までの全てが口からは触れ出た…
そして落ち着いて
『今、私ね…まだ分からないけど、妊娠していると思うの…』っていった

怜が
びっくりしているのがわかった…
そのまま私が、
『でっその妊娠検査薬ってのが
ほしいけどお店の前までついてきてくれない!?』
すると今まで黙っていた怜が
『お前と蓮斗のこなんだな…
蓮斗にはなにも言わないのか!?
俺はついていくよ!!お前がそうしてくれって言うのなら!!』

私は申し訳なさと恥ずかしさで、
小さく
『ありがとう…先輩には言いたくない…もう忘れたいの…もしお腹に赤ちゃんがいたら申し訳ないけど、私は産めない…先輩の赤ちゃんだけは…残酷だけど、産まれても不幸だと思うからホントにこんなこと言うべきじゃないことぐらいわかってるでもどう考えても無理なの…』って言い終わるとまた涙が溢れて止めどなく流れた…