まだ気持ちが落ち着かなくって
今度は、怜に電話をかけてみることにした

電話を耳にあて
ワンコールで
怜がでた
私は逸る気持ちを押さえて

『怜もう帰ってた!?』

怜は、ゆっくりと、
『美空どうしたぁ?
なんかいいことでもあったのかぁ?』
って眠そうな声でいう

私はそんな事お構いなしで
今日の出来事!!
霧島先輩とのこと
付き合うことになったことを嬉しそうに話した

怜は、少し不機嫌そうに
『そっか…
とりあえずよかったな…』

えっなんで不機嫌!?
と思い
『怜ならもっと一緒に喜んでくれると思ってたのに…』
と、拗ねると
何時もより静んたこえで
怜が、
『ぉ前遊ばれんなよ!!』
って強く言われて

少し間をあけて
さっきまでの浮かれた気持ちはなくなった私は落ち着いたトーンで、
『遊びとかわかんないけど、遊びならきっと、霧島先輩が、卒業するときに終わるよ!!
私はずっと憧れの人とそれまで半年間だけでもいいの…付き合うって決めたときからそれは、覚悟のうえだから!!』
っと言うと

怜は、少し、ほっとしたように
『そっか…でも、なんかあったらいつでも言えよ』
って

なんだかその言葉がすごく嬉しかった
涙ぐみながら
『ありがとう!怜』
怜は明るく
『おう!まぁ頑張れよ!!』
っと電話を切った