ヒダマリ♪を探してた

私たちは鳴き砂で有名な琴ヶ浜にきた…

ここは昔とても美しい
心の優しい女性が琴を引いていてその琴の音に村の者は癒されたらしい…
その人が亡くなってから砂が泣くようになったらしく琴ヶ浜と呼ばれるらしい…

私たちは長い砂浜を二人その不思議な砂の鳴き声を聞きながら歩く

私が
『伝説は語り継がれて、今に繋がってるんだね…
昔ここには琴を弾く女性がいたこと…ずっと忘れられることなく語り継がれてるんだね…
すごいね
私も忘れられたくないなぁー』
っていったら

怜は繋いでいた私の手を強く握りながら、
『美空を忘れない
俺は
美空に俺を忘れてほしくない…』

私は微笑み
『怜大丈夫だよ!
私も怜は絶対に忘れたりしないから』
って言った

人は出合う…

中には出会っているのに
記憶に残らない人もいる

そんな世界で出逢い
思いあえるってきっと
奇跡

この世にはそんな奇跡があるんだから…

きっと他にも奇跡は起こるはず…

私は今病気と向き合っているけど…

きっと起こる!起こせる奇跡を信じたくなった…

私の未来に希望があるなら私はそこにかけてみたい…

日本海の海はきれいで…時間の立つのを忘れていた…

怜とお揃いのストラップを見て
『私の人生の時間は、あとどれくらいあるのかわからないけど…
奇跡があるんだったらきっと長くなったりするよね』
って微笑んだ…

怜は海を見つめて…
『美空がこの世にいることも奇跡で
俺が美空と出会えたのも奇跡なら
きっと大丈夫だなっ』
って笑った

その顔は、頼もしかった…