それから2年怜君の大学卒業式…

美空は、何事もなく順調だった

美空のそばには今も怜君の姿があった…

美空は、相変わらず定期的に病院に通っていた…

そんなある日美空から電話があった…
元気な声で
『もしもし、
お父さん、怜君大学卒業したよ
春からは小学校の先生になるんだって…』

『そうか!怜君は頑張ったんだな
美空は、体の調子はどうなんだ?』

美空は、元気に
『今はなんともない!!あと3年なにもなかったらほぼ大丈夫らしいんだねどね』


『そうか!後3年なぁ~
なにもないかとを祈らないとな♪

って言うと

美空は、また元気に
『うん♪
お父さんも、仕事頑張ってね
また、電話するね』
といって電話を切った

後3年…
本当になにもなければ…
怜君との結婚も喜んで祝ってあげられるのにな…と思った

女には女の勘があるらしく…
母さんは、この前
『美空は、もう大丈夫な気がするな』
っていっていたけど…