『怜君、私も娘の幸せは願ってる…
でも、結婚は別だ!!
それに怜君はまだ夢を叶える途中じゃないか…
本当に守りたいなら…
君が立派に夢を叶えて美空を養えるようになってからがスタートラインなんじゃないか!?』
って

怜は
『それも言われると思っていました…
俺はまだ自分で美空を養えない…
でも、時間が…美空がって思うと…
俺はどうしても…美空と長く一緒にいたくて…俺のわがままなのはわかってます…
バイトだってなんだってします!!
美空といられるなら!!
夢だって叶えます!!
お願いします…』
怜の気持ち値ほどわかった…

お父さんは難しい顔して
『怜君分かるが…
それじゃぁ、ますます美空との時間はなくなるぞ!!
大学に通いながら、バイト何てしたら、美空との時間どころじゃなくなるだろ…
本当に美空を幸せにしたいならあと2年大学に通い資格をとり仕事に付いて
それからだ!!あと3年は私の娘は嫁にはやれん!!君も男だ分かるだろ!?』

怜は、スット立ち上がり
『わかりました…
おじさんの言う通りバイトしながらだと時間なんて無くなりそうですね…
俺は諦めません!!3年後必ずまた挨拶に来ます!!』
と頭を深く下げた

そして、顔おあげ
『でも、ここに止まりに来るのはいいですか!?』
って聞いた…

お父さんは笑った

『はっはっはっ~
もちろんだ!!でも、怜君それは、前から許してるだろ~』

って
私もお母さんも、笑った
ホントにそうだと思った…

怜は、よくここに泊まってた…
って思っていたら
怜が、恥ずかしそうに…
『前はちゃんと了解をもらっていなかったからおじさんいつもいなかったんで…』
ってはにかんだ…

それを見たお父さんは
『そっか!!怜君
泊に来てやってくれ!!私もたまにしかいないからな!!頼んだよ』
って微笑んだ

怜は、笑顔になって、
『ありがとうございます!!』
ってまた頭を下げた