私も二十歳になったある日
怜がデートに誘ってきた
『美空今日は川原や海じゃないからな
俺に付き合えよ!!』

私は笑いながら
『えーしょをがないなぁ~
了解!!』
っていった

怜と電車にのって二時間ついたのは水族館

私は微笑んで
『怜ここ水族館だよね♪
うれしい…イルカ見れるねー♪』
っていったら

怜は、微笑んで
『美空は、イルカ好きだもんな♪』
っていった

二人でてを繋ぎ中に入る

カクレクマノミ♪
カメにペンギン

太刀魚、サメ、海亀、…色々見た
そして、イルカショーが始まった

はじめは、飼育員さんがいろいろ技を披露していて

『わーすごーい』
ってみんな歓声をあげてた♪

そして、ショーは中盤

係りの人が私のとこに来て
『橘 美空さん?だよね!?』
って聞かれ
私は疑問に思いながら
『そうですけど…』
って言うと

係員さんはニッコリ笑って
『それではこっちに来て!準備をしましょう』
って、てを引かれ怜と一緒にステージ裏にいった…

そこで…これが怜からのサプライズだと知った

それは、私にイルカと触れあえるように怜が頼んでくれたらしい…

私は怜に、
抱きつき
『ありがとう!怜大好き』
ってほっぺにキスをした…

怜は、真っ赤になって、『早く準備しろって』
て、いってきた…

私は準備をして
係員さんの説明を聞いた…
イルカが近づいて来たら、
イルカの鼻の頭にてをおきそのままてをまっすぐ上に上げる…そして、技が決まったら戻ってきたイルカにイワシをあげて、お腹を撫でる…

緊張しながら出番を待つ…

するとステージの係員さんがマイクで
『今日はゲストの方に来てもらいました♪橘美空さんです!皆さんうまくできたら盛大な拍手をお願いします♪
それでは、美空さん準備はいいですか!?』
って私はイルカの鼻の頭にてをおき頷いた
『では、どうぞ!』
って言葉で私はてを上に上げた…

それを合図にイルカは泳ぎ出して

高く高くジャンプして上のくす玉を割った♪
そこから垂れ幕が出てきて…


皆が歓声をあげた…

戻ってきたイルカにイワシをあげ、お腹を撫でた…

そして、垂れ幕を目にすると
(美空、結婚しよう)
って書いてあって…

私は口元に手をやり怜を見た…

怜は、こっちに歩みより

私に
『美空俺の嫁さんになってくれ!!』
って手を出してきた…


私は怜の手をとり

『怜ありがとう!
私の夢ひとつ叶うね本当にありがとう』
って涙をこぼした…

観客席からは盛大の拍手と歓声が聞こえた…

私たちはみんなに頭を下げた…

ステージ裏に戻り怜は、
係りの皆さんに頭を下げた
『本当にありがとうございました』

係りの皆さんは、
『美空ちゃん少し話は聞いてるよ!!
これからも病気に負けずに頑張ってね
また二人で遊びに来てくれるの待ってるよ!!』っていってくれた

私は
涙を流して
『本当にありがとうございました
今日の事は一生忘れません!!』
っと頭を下げた

そして、私たちは手をつなぎ外にでた…
そこで怜が、
『俺も美空も、二十歳をこえた!!
結婚して一緒に暮らそう!!少しでも美空のそばにいたい…今日叔父さん帰ってたよな!?
美空んち行くぞ♪』
私は笑顔で頷いた…
幸せだった