霧島先輩が立っていた…

私はびっくりしながら
『さようなら』
と声を賭けた

霧島先輩はすこし恥ずかしそうに
『ちょっと話せる?』

私も緊張しながら、
『はい!大丈夫です』

と答えると

先輩は、
『歩きながら話すよ』
っと優しくいってきた

私達は並んで歩いた
隣の先輩に、緊張し過ぎて俯いていると

先輩が口を開いた
『美空ちゃん突然でごめんな』

私は横で首を左右に降りながら
『全然大丈夫です』

先輩は、少し微笑んで
『美空ちゃん、今付き合ってる人いる?』

私は微笑んで
『いないですけど…
どうしたんですか!?』

先輩急に真剣な顔になって
『俺、
美空ちゃん好きなんだ
もしよかったら付き合ってくれないかなぁ?』
って

私はびっくりしすぎて…

『ヴェ~』
って

先輩がおもわず
『あははー』

って笑ってるし…

答えなきゃ…
『こ、、こちらこそ…
私で良ければ お、お願いします!!』
って噛みまくりで恥ずかしい…
真っ赤な顔した私

先輩は、メチャクチャ嬉しそうに
『マジで♪ かなり嬉しい
じゃあ今日からは俺の彼女な』
って右手をだしてきた…

私も向かい合わせになり、右手をだして握手した…

そして
『じゃぁ、先輩は、私の彼氏ですね』
って微笑んだ…
その手を放した…


先輩は、何だか困った顔で
私を見ていたけど、すぐに笑顔になり、
『美空ちゃんってガード固いんだね…』