アップル☆マジック♪プリンセス

そのムササビの様な動物が、そっと地面に降り立つと、エルはひょいっと飛び乗り、リアンへと手を差し出した。


リアンもその手を取って背中に飛び乗る。


「れっつごー!!」


エルはそう言って拳を空手と上げると、再び笛を吹いて、『サルヘスの森』へと出発した。




「だ、大丈夫なんですかね?落ちませんよね?」


リアンは下の景色を見ながら、不安そうにエルへと語りかけた。


「だーいじょーぅぶ。この子の眼は夜でもよく見えるから。落ちたらすぐに気付くわよ」


――――あ、落ちる事は落ちるんだ......。


リアンは少しエルにしがみつく手の力を強める。


5分後、『サルヘスの森』に到着した。