アップル☆マジック♪プリンセス

「そりゃぁ、辛いです。......だけど、村の人たちと仲良くなれたらって考えると、辛い気持ちなんて吹っ飛びます」


そう言ってリアンは、レイにニコ、と笑いかけた。


その笑顔にレイの顔も柔らかくなる。


すると、スッとレイの手がリアンの頭へと伸びる。


――――ぽん、ぽん


「......お前は、強いな」


リアンの頭を撫でながら、静かに呟く。


リアンは、少し自分の顔が熱くなるのを感じた。




夕日と川のせせらぎは、そんな2人を静かに包み込んでいた――――。