そうして沖田と近藤が土方の部屋から出ていった


「おい、お前名前はなんだ。」


「友衣(ゆい)だ」


「友衣、もう寝ろよ」


そういって土方は布団を敷いた


だが、友衣は壁に寄りかかり寝ようとしていた


「おい!!そんなとこで寝ると体冷すぞ…」


「私はここでいい…
今まで布団で寝て良かったのは犯されるとき
だけだったから布団では寝たくない」


友衣は目を瞑ったまま言った


「…そうか」


土方はそうとしか言うことが出来なかった