友衣は不意にこの人たちを信じても
いいんじゃないかと思った
自分でもビックリだ…
「君はどうだい?」
「…私などここに置いても災いが降り注ぐだけだぞ」
「なんでそんなこと言うんだい?」
「私はそうやって言われてきた
なんでお前が生きてるんだ…
お前が生まれてから人生が狂ったんだ…
早くのたばって消えろ…
そう言って私の両親は私にてをあげた
最初は痛かったけどそれにも慣れてきた
するとあいつらは刃物を出してきた
オモチャがなくなるのは嫌だから殺さない程度に
いろんなとこを斬りつけられた
タバコを押し付けられたりした
私が成長すると父親に犯された
最初は抵抗したけど大人の男の力になんて
勝てるわけが無かった
そして、私は毎晩父親に犯された
それを見た母親は父がいないときに男を連れてきて
私を犯させて金を儲けていた
母親はその金で他の男と遊んでいた
そのとき、私に感情なんてなくなっていた
痛いとか辛いとか何にも感じなかった
そんな私を見て両親は気持ち悪いと路上に捨てた
それまで、ずっと家に監禁されてた私は
そのとき始めて外の世界を見た
私は12才だった
その後なんかよくわかんない男たちに連れられて
また、犯された
今思えばよく子供が出来なかったと思うよ」


