「なんだ、一番隊隊長の沖田総司さん?」
友衣は嘲笑うかのように沖田にほほ笑んだ
「!?なぜ僕の名前まで・・・」
「お前は相当俺に斬られたいらしいな・・・」
「はぁ・・・さっきからさっさと斬れと言っている・・・」
すると、遠くの方から足音が聞こえてきた
スパァァァァァァァン!!
「トシ!!総司君が誰かを・・・」
土方の部屋に入って来たその人物は今の光景を見て固まってしまった
沖田は半端ではない殺気を発しており、土方は誰かも分からない少年の首筋に刀を当てている
「土方をトシと呼ぶのは・・・お前近藤勇だな・・・」
友衣早く殺して欲しかった・・・
「お前!!近藤さんまで!!」
「殺すなら早く殺せ!!」
友衣は待ち切れず声を荒げた


