「なんだと!!せっかく助けてやったのに!!」
土方はそう言うとサッと腰から刀を抜いた
シャキ・・・
そして、友衣の首筋に自分の刀を当てた
「話さないのなら間者だということか?もし、そうだとしたら今ここでお前を斬る・・・」
「だから言っただろう。お前に話すことなど何もないと」
友衣は、どうせ未来から来たって言っても信じてくれないだろうと思っていたし
ここで殺してもらえるならそれはそれで好都合だと考えていた
土方は少し刀に力を入れた
「それだけか?人切り集団と恐れられた鬼の副長がな・・・」
「あなたなぜそれを知っているんですか?」
今まで黙って事の様子を見ていた青年が急に話始めた


