俺は、「そうだな!」なんて言って陽妃の頭をくしゃっとした。

陽妃はちょっと怒ってた。

頭をくしゃっとした俺に。


俺はそこで確信した。

俺はずっと幼馴染なんだって。

あいつを幸せにするのは俺じゃないんだって。