「いやー女の子来るとか、マジ生き返るわー。」
「ほんとだよ。来んのは真っ黒な野郎ばっかだしな。」
「ちょっと若月先輩!永田先輩!プレーヤー入んなかったらヤバイんすから、変なこと言わないでくださいよ!」
「もー森ちゃん、堅い堅い!まだ二年なんだから、君はそんなこと気にしなくていーいのっ。」
先程ブースから身を乗り出していたのが若月先輩で、その隣で椅子に踏ん反り返っているのが永田先輩らしい。
「ねーねーマネージャー希望?!」
「あ…えっと…。」
「はい!!」
若月先輩の言葉に、冴えない返答をする私と、清々しいほどはっきりYesと答える夏海。
さすがイケメン大好き人間。
でもまぁ確かにこれだけイケメンが多かったら、そうなっちゃうのは分からなくはないけど…。

