こっち向けよ、バカ。






「こ、康ちゃん?」




振り向くと片方の腕は、康ちゃんによって掴まれていて。


あれ、康ちゃんさっきまで勉強してなかったっけ…




「康ちゃん、離してくださいよ」



なぜ、今康ちゃんに腕を掴まれているのか。


いまいち状況が把握できていないのだが。



「……この部屋から出んの禁止」


「え…うん……って、ええ⁉なぜ!」



いやいやいやいや。



私まさ兄ちゃんのとこに行きたいのですが!