こっち向けよ、バカ。







「というわけなのよ、しぃちゃん」


「どうでもいい回想をどうもありがとう」


…毎回毎回、しぃちゃんの言葉地味に傷つくんですが。



お弁当を食べ終わった私達は、机をくっつけたままおしゃべりタイム。



それで昔の話をしたら「どうでもいい回想」とか泣けるね、うん。




「…そういや楓、次現国だけど教科書忘れたって言ってなかった?」


「あっ、忘れてた!」



そうだ、お昼休みに康ちゃんに借りにいこうとしてたんだった。



しぃちゃんナイス。