鍵をかりて、資料室に戻るために渡り廊下を急ぐ。 あれ…霧雨だ。 本降りにならなきゃいいけど… なんて思いながら、資料室についた。 「思ったより速かったな。鍵どーも。」 「い、いえ!こちらこそ荷物ありがとうございました!」 「だから何慌ててんの。てか敬語じゃなくていいから。」 「わ、わかった」 二人で資料室に入る。