「あの」 「っは、ハイいい!」 声が裏返った… 「何慌ててんの。普通に呼びゃいいだろ。てかこれ持たなくていい。」 そう言ってイチゴくんはまた歩き出す。今度はゆっくり… 「いやいやいやいやいやいや!そうゆうわけにはいかんとです!持ちますっお持ちしますっ!!!」 「お前一度落ち着け。だから持つなって。…手、怪我してんだろ?」 あ… なんで…?