「あー、ほらほら!!玲音、雄樹君居るよ!!」

そう言いながら私の手を引っ張る実悠。

「ちょ、実悠っ……」

__そう、私は同じクラスの白夜 雄樹/ハクヤ ユウキ 君のことが、好き__なんだろうか。

「雄樹君おっはー」

「お、おはよ」

あいさつ、ちょっとぎこちなかったかも。

でも別にいいや。

「おっす、実悠、玲音。」

かっこいい。見てるだけで癒される。

こういう気持ちが、好き、だと思ってた。