「死神さ 「苛つく女だ!」 …ぇ?」 言葉を遮られ 困惑気味の リーゼルを 死神は 睨み付けた。 「怯えて逃げ惑う女の姿は 殺しの醍醐味なんですよ?」 今までの優しかった性格とは 全く違う 死神に対し リーゼルは 恐怖心を 抱いた。 「だから… 恐がってくれないと 興奮しないんですよ。」 私がね。 と、死神は 付け足し 深見のある笑顔をする。