「光琉、どっ…どこに行くつもりなの?“例の店”って、一体…何!?」
「着けば分かる。」
光琉はフッと笑って、駅とは反対の方向に大通りを進んで行く。
何も、そこまで頑なに秘密にすることないと思うんだけど…。
少し不満に感じながら、光琉に連れられて歩く。
大通りを曲がり、小さな通りを暫く進んだところで、光琉は足を止めた。
「紗姫、この店。」
目の前にあるのは、クリーム色を基調とした木の温もりを感じるカフェ。
お店の外はアンティークな小物が飾られていたり、小さな花がたくさん植えられたりしていて、とても可愛らしい。
このカフェ…。
前に何かの雑誌の特集で見たことあるよう気がするなぁ…。
何の特集だったか考えていると、光琉はグイッと私の手を引く。
「ほら、早く入るぞ。」
光琉と一緒に店内へと入った途端、フワリと甘い香りが私の鼻を掠めた。
「着けば分かる。」
光琉はフッと笑って、駅とは反対の方向に大通りを進んで行く。
何も、そこまで頑なに秘密にすることないと思うんだけど…。
少し不満に感じながら、光琉に連れられて歩く。
大通りを曲がり、小さな通りを暫く進んだところで、光琉は足を止めた。
「紗姫、この店。」
目の前にあるのは、クリーム色を基調とした木の温もりを感じるカフェ。
お店の外はアンティークな小物が飾られていたり、小さな花がたくさん植えられたりしていて、とても可愛らしい。
このカフェ…。
前に何かの雑誌の特集で見たことあるよう気がするなぁ…。
何の特集だったか考えていると、光琉はグイッと私の手を引く。
「ほら、早く入るぞ。」
光琉と一緒に店内へと入った途端、フワリと甘い香りが私の鼻を掠めた。


