ある日突然お嬢様になりました!?~単純姫と王子様の恋の物語~

「ねぇ。お腹すいたよー。食堂行こ?」そう言うと、意地悪そうな笑みを浮かべる瞬。

「俺は違う方が腹空かしてるんだけど。」なっ!

「えっ、でもあたしの方は満腹だから。」そう言うと、後ろから抱きしめられて、

「美亜、頼むよー。」なんて、反則だよ。

「返事は?」って聞かれる。

「うん。て言うしかないじゃんか。」悔しくてそう言うと、

「よくできたな、子犬!」だから

「子犬じゃないもん。」

そう言ってるとベットに押し倒される。

そして、その日は甘ーい夜になった。

「瞬。好きだよ。」

「ああ。ちなみに逃がす気ねぇから。」そう言う。

「もちろん、あたしも逃がさないから。」するとフッと笑って小さい箱を取り出す。

「俺の嫁になれ。美亜。」そう言って左の薬指に箱の中の指輪をはめてくれる。

涙が止まらない。あたしは瞬に出逢い、突然この家でお嬢様暮らしを始めて、

こんなに素敵な人達に恵まれた。お父さん、お母さん。

瞬がいてくれるかぎりあたしは大丈夫。そう心の中で言いながら眠りについた。