「ちょっと前にね?『恵美だから言うね?実は王子、俺様なんだよ〜!』って」 「め、めちゃくちゃサラッと言ったね雅紀くん!!!!」 「うん、おかげで全然驚かなかったよ」 「雅紀くんは知ってたんだ…」 仲良いからね、あの2人。 と言うと、また寝転ぶ千佳。 目を閉じて寝るのかと思いきや、いつもの妄想が始まった。 「雅紀くんの前では素なんだ…見てみたいなあ……♡二人で言い合いとかするのかなあ…『俺、実は姫のことが…』ってキャーー♡♡♡」 …帰っていいかな、私。