ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話









「…屋上」





私の耳元でそう呟く。
なんというイケメンボイス……♡
じゃなくて!!!!





「…あ、え、帰る約束、してました、ね?」


「うん、帰ろっか」





バラされたら恥ずかし死にする!!!





「はい、手出して?」


「手…?」





右手を出すと、石田潤は当たり前のように私の手を掴んで歩き出した。
…え、私、今、イケメン王子・石田潤と手繋いで歩いてるの!?!?
うそ、うそ、うそ!!!
キャアアアアアアアアア!!!





「は、離してください!」





私の心臓もちませんっ!!!!
私の言葉にニコニコ笑う石田潤。





「僕は姫と手繋ぎたいんだけどな」





マジでキュン死するよ私。