「やっぱり病院連れてってやろーか?」 少し意地悪に笑って言う彼…。 「いいよ、大丈夫。あ、次の信号左ね」 「あぁ」 私の隣人さんは私を魅力する天才だ。 意地悪に言うところや、 助けてくれる優しいところや、 もう、全てにおいて私は天宮蒼の 虜になってしまった。