君と過ごした嘘つき時間

お花見ランチタイムも終わり
私達は、あの後教室に帰り
給食の後片付けなどして
昼休みを過ごし、掃除をして
なんとか午後の授業を終えた。

「では次に会えるのは日曜日の卒業式ね。
いままで、よくみんな
私についてこられたわ………。

もう先生嬉しくて涙でちゃう」

手で涙を拭う先生は
本当に、嬉しそうで…
でもどこか、やっぱり寂しそうだった。

「先生、泣くの早いよー」

「そーだよ、私達まで泣けてきちゃう」

「ったく、女子は涙もれーなー」

「そーゆーお前だって
今にも泣きそうな顔してるぜ?(笑)」

「なんだと!? してねーよ!」

そんな声があちこちから聞こえて
男子のやり取りのおかげで
みんなの笑いが出てきた。

「うん。やっぱり
このクラスは笑顔が一番だよ」

「そだね!
琴波は、みんなが喜ぶ顔が好きだもんね」

「・・・うん」

自然と出たこの微笑みは
きっと、今までにないくらいの
私の過去最高記録に達した
笑顔だったのかもしれない(笑)