君と過ごした嘘つき時間

「うわぁ〜!
本当だ、桜が満開だー♪」

今まで横を歩いていた侑華は
私に背を向けて走っていく。

「こら、侑華!
走ったら給食零すよー?」

「大丈夫大丈夫!・・・って、わっΣ」

侑華のトレーに乗った
牛乳が落ちてしまった。

「危な…「・・・っと、あぶねー」」

あっつー、再びのナイス(笑)

地面につくスレスレで
牛乳をなんらくキャッチ☆

さすが、バスケ部でありながら反応早い(笑)

「拓馬!」

「お前、目離すと本当危なっかしーんだから」

「ごめんなさぃ…」

シュンとなる侑華の頭を
クシャクシャっとするあっつー。

「ったく、気をつけろよ?」

「うん!ありがと」

こっちに向かって歩いて来たあっつーに
私は、声をかけた。

「あっつー、ありがとね」

「アイツは小さい頃から
いーっつも目離すと、
すぐに何かやらかすタイプだからなー。

本当困ったお姫様だぜ(笑)」