君と過ごした嘘つき時間


そんなこと考えてたら
バスは目的地に着いたらしく
バスから降りて運転手さんから荷物を一人ずつ受け取り
宿の目の前に整列する。

「学校長挨拶」

「改めましてこんにちは。
この度は天羽高等学校1学年238名……………」



「挨拶とかいらないから
早く部屋行きたいんだけど~。」

「侑華声デカイっ!」

「っっった!」

「大人しくしとけよ、お前は~」

「痛い拓馬」

「まぁまぁ」

「笹倉さん侑華を甘やかしすぎだよ」

「雅いじめるなぁ」

「いじめてねーから」

3人がワイワイ言ってる間に
後ろに座ってる彼に話しかけた。

「ねぇねぇ天宮君。
カスタードとミルクとイチゴ…どれが好き?」

「あ"?」

「プリン作ってきたんだぁ」

「………」

「あ、ちゃんと保冷バック入れてきたから大丈夫だよ」

どーせ「いらねぇ」って
言われるかと思ってた。

けど、、、

「………イチゴ…」