目を覚ますと、何もかも真っ白で明るくキレイな部屋だった。

隣にはお母さんと医師が座っていた。
優樹菜はここは病院なのだと実感する

「右足を骨折していますね。腰も軽く打ったようです。あと、右手の骨にも軽くヒビが入っています。」


「ひどいのですか?」


「いえ、大したことはありません。1〜2ヶ月もあれば元どおりになりますよ。」



優樹菜は病院のベッドに横たわりお母さんと医師の話をぼんやりと聞いていた。

そして優樹菜はまた眠りについた。